以前はわきがは子供には無縁な大人の病気と考えられていました。
しかし、近年のさまざまな要因から、
子供の心身的発達が非情に早くなっています。
それによって、今までは、遺伝で受け継いで持っていても
大人までは発達することのなかったアポクリン腺が低年齢から
発達するようになり、また周囲のにおいに対しての敏感さも増してきて、
わきがの低年齢化が問題視されるようになりました。
子どものわきがの対策法には、制汗剤を使用する方法や、
わきの下を石鹸などで清潔に保つ方法、衣類のわきの
下部分のにおいを軽減させる方法、食生活や生活習慣の見直し、
病院による治療などさまざまありますが、
すべての対策法にいえることは親が早く気がついてあげることが大切です。
子どもは大人に比べて活動が盛んで、代謝も盛んなため汗をかきやすいです。
しかし、子どもは自分で汗の管理をできないばかりか、
少しにおっただけで「臭い」などとからかわれてしまいます。
それまで自分ではわきがだとは気がつかない子も多いのです。
いわれてしまうと、いじめにも発展していく傾向がありますし、
心にも傷がつくと、今後はわきがのにおいに以上に敏感に反応し、
さほどにおっていなくても気にしてしまうようになってしまいます。
このようなことにならないためにも、少しでも気になったらお子さんの
衣類のわきの下部分のにおいをかいでみてください。
におっていたら早めに対処してあげればわきがも早く解決します。
【参考サイト】子供のわきが対策110番
http://xn--v8jb1rm19ieim.jp/
わきがの治療は病院に行くと、アポクリン腺を除去する治療法や
ボトックスという注射を行う治療法があります。
薬というほどではないのですが、市販の制汗剤やミョウバンや炭、
柿渋などが配合された石鹸などは比較的効果が高いです。
それらに含まれているミョウバンや重曹などを水で薄めたものを
スプレーや、キッチンペーパーなどに浸したもので
わきの下を拭くとかなり効果はあるといわれています。
ただし、ミョウバンや重曹は肌に刺激が強すぎるので、
希釈する際は濃度に注意して、少量ずつ使って肌が荒れたりしないか
確認しながら使ってみてください。
薬もわきがの原因を一時的に抑えるものなので効果についても一時的ですが、
継続すればかなり軽減させることができます。